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2012年 01月 17日
将棋のコンピュータソフト、ボンクラーズと米長永世棋聖の対局が行われ、ボンクラーズが勝った。詳細についてはさまざまな方が論じられているので触れない。 (このあたりをご覧ください http://toybox.tea-nifty.com/memo/2012/01/post-ecdf.html ) しかし後手米長氏の初手6二玉は気にかかる。 この6二玉、通常は指されない手であり、コンピュータがうまく対応できないことを狙った特別な研究手であり、先月に行われたプレマッチで試している。しかし、6二玉について米長氏はこう語っている。 「私にも元名人、永世棋聖としてのプライドがあります。詰め将棋をしたり、自分の棋譜を並べたりしている男には、仮にそれが勝つための手だとしても、やはり指せないんですね。ファンからも、「そんな手を指してまでも、コンピュータに勝ちたいのか」と言われることになるはずです。だから実戦では、私は3四歩か8四歩のどちらかしか指すことができません。」 http://www.chuokoron.jp/2012/01/post_115.html 米長会長のこの発言は何だったんだろう。 当時は本気にそう思っていたのだが、結局まともな戦法で勝つ見込みがたたず6ニ玉に戻ってしまったのだろうか。 あるいは、これは番外戦術で、もう6ニ玉は指さないと言ってボンクラーズ側でプレマッチ後の対策が行われないように予防線を張っておいたのだろうか。 米長氏は対局後の会見で、6二玉は奇策ではないまともな作戦だと力説していたが、通常指されないような、自分でも「そんな手を指してまで」という手には違いないし、それを奇策と呼ぶのは当然である。 どちらにせよ、米長氏がまともに戦ったので勝てないという判断だったのだとすれば、コンピュータ将棋の強さを再認識する結果となった。 終了後の渡辺竜王は「もうプロレベルがどうこうという段階ではない」といったような発言をされていた。もはやプロが本気で戦うべき存在になってきたようだ。 |
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