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2009年 05月 06日
第19回世界コンピュータ将棋選手権が2009年5月3日-5日に早稲田大学で開催され、決勝リーグは以下のような成績で「GPS将棋」が優勝した。 【6勝1敗】GPS将棋(優勝)、大槻将棋 【5勝2敗】文殊 【4勝3敗】KCC将棋 【3勝4敗】Bonanza 【2勝5敗】激指 【1勝6敗】習甦、YSS 前年上位で今回予選免除だった激指、Bonaza,YSSはいずれも下位になり、シード権を失った。 優勝のGPS将棋のことはよく知りませんが、前回はトップに届かなかったソフトが軒並みパワーアップしてきた感じです。 3位の「文殊」は公開されたBonazaの思考部を複数の設定で並行して走らせ、多数決で指し手を決めるという「合議制」を採用したソフト。3人寄れば文殊の知恵ということか。技術的には激指など他のソフトとの組み合わせも可能らしい。ともかく、Bonazaが思考部を公開したことでこんなソフトが現れたことになる。 KCC将棋は北朝鮮のソフトである。制裁問題で出場ができない可能性があったようで昨年は欠場している。実力は高いようだがいつも今一歩で優勝を逃しているが、今年も予選全勝だったのに決勝用に設定変更して裏目に出た模様。 また、京大の准教授が開発した自称新型のソフト「漫遇将棋」というのが、「ハブを倒すマングース」という触れ込みで事前に一部の新聞で大々的に報道され注目されていたが、指し手は面妖で、さらに自玉の詰みがわからない、持っていない駒を打つなどの反則で一次予選全敗。全く低レベルだったことが判明。記事を書いた記者も低レベルだったとも言えよう。 その他 情報はこちらのサイトからリンクをたどるといいでしょう。 http://toybox.tea-nifty.com/memo/2009/05/post-972f.html
by iron_pen
| 2009-05-06 18:28
| 将棋
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